4Gamer:
TERA RMT先ほどちらりとおっしゃっていた9月14日のアップデートですが,ほかにも何かいま聞けることはありますか。
潮田氏:
大きく分けて四つのアップデート項目があります。
コンテンツの目玉としては,ボスモンスターの“ケルサイク”が登場します。これまでも“ケルサイクの巣”というインスタンスがあったのですが,入口が閉ざされていました。この内部が追加されることになります。
4Gamer:
PVの最後に一瞬出てきた,アレですよね。攻略難度はどれくらいでしょうか。
潮田氏:
難度はぜひ体験して感じていただければ。現在のTERAにおける正真正銘のエンドコンテンツです。レベル58のフルパーティで,ガッツリ挑戦してほしいですね。
4Gamer:
そのほかのアップデート内容はどうでしょう。
潮田氏:
職業間のバランス調整に関して,ウォーリアーとソーサラーの上方修正を行います。具体的に申し上げると,ウォーリアーはタンク系の職業ですが,操作難度が高いです。そこで,ひとまずはアタッカーとしての能力を伸ばしていきます。
ソーサラーは,パーティプレイ中にMPが枯渇しやすいので,紋章スキルでそこを補う方向で調整しています。
4Gamer:
テラ RMTウォーリアーの能力をアタッカー方面に伸ばすんですか……? “避ける”タイプのタンク職というコンセプトでしたが,近接タイプのアタッカー系職業との住み分けは大丈夫なんでしょうか。
潮田氏:
まずは,Scarlet Blade RMT,ウォーリアーの使い勝手を向上させることを早期対応としています。これは韓国版の修正を引き継ぐ形で導入されますが,職業間のバランスは,今後も引き続きBluehole studioに対して提案を行っていくつもりです。
4Gamer:
分かりました。では,三つ目のアップデートは?
潮田氏:
一部のアイテムに“獲得帰属”の属性が盛り込まれます。この属性がついたアイテムは,入手した瞬間に,他人へのトレードが不可となります。9月のアップデートの段階では,3種類のインスタンスにおけるボスから,レアでドロップするごく一部の高性能な装備品のみに,このシステムが適用されます。
これには二つの意味がありまして,一つはそのコンテンツ(インスタンスダンジョン)をクリアしない限り手に入らないということ。これにより,多くのお客様にコンテンツ自体の楽しさを味わっていただくことになります。お金で入手することもMMORPGの醍醐味なので否定しませんが,やはり,やりごたえのあるコンテンツに挑むという楽しみを味わっていただきたいですね。
もう一つが,はっきり言えばRMT対策です。RMTの横行がBOTの横行を生むわけですから,少しだけではありますが,RMTの機会を減らす対策になります。
人によっては抵抗感があるかもしれませんが,すべての貴重な武器防具が獲得帰属になるわけではありません。長期的に見て,TERAの世界が安定するであろうと判断し,導入を決定いたしました。
4Gamer:
その機能自体は太古の昔からあるものですし,ここ数年のタイトルでも割とメジャーですよね。総てのアイテムが金銭で解決するのも味気ないですし。
潮田氏:
そうですね。最後は,先ほども申し上げた,低レベルキャラクターの全体チャットに対する機能制限です。また,そのほかにも細かいバグ修正などもいくつか行いますRMT。
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