2013年4月5日金曜日

秋の夜長を冒涜的に過ごすための「エルダーサイン 完全日本語版」レビュー。「クトゥルフ神話」の入門に

。6個ある緑の6面ダイスには,それぞれの面に「探索1」「探索2」「探索3」「知識」「危険」「恐怖」のアイコンが描かれていて,冒険カードに応じた出目を出すことで,事件を解決できる。 アイコンに対応した出目のダイスを,アイコンの上に置いていく。2段目のタスクに挑むときは,これらのダイスを除いた残りで挑むことになる  冒険カードに書かれたタスクをすべて解決できたら,その冒険カードはめでたくクリアだ。解決した冒険カードそのものが「トロフィー」として解決したプレイヤーに与えられ,回復やアイテムの購入などに使えるほか,冒険カードの最下段右に示されたアイコンが示す報酬が受け取れる。  逆にタスクに失敗してしまうと,探索者は正気度や耐久度を失ったり,怪物が出現したりするなどのペナルティを受けることになる。1度失敗した場合でも,ダイスを1個減らして再挑戦できるので,なんとか成功させたいところだ。 報酬には,ゲームの勝利に必要な「旧き印」のほか,役に立つアイテムや協力者,「手がかりトークン」などがある,ドラゴンクエスト10 RMT。手がかりトークンはダイスの振り直しができるので非常に便利だ 勝利の鍵は協力にあり  本作のゲームプレイは,各プレイヤーが上記のプロセスを手番ごとに解決しながら進行していくことになる。冒険カードへの挑戦などは各人それぞれの手番で完結し,ほかのプレイヤーは直接的な手助けが行えないため,一見するとソロプレイの積み重ねのように思えるが,効率良く事件を解決していこうとするなら,実際には協力と役割分担が重要になってくる。冒険カードには,それぞれに特色があり,探索者ごとの特殊能力,耐久度と正気度などとの相性があるからだ。  例えば,失敗するとモンスターが出現するペナルティがある冒険カードなら,「あなたの手番にはモンスターが出現しない」という能力を持った科学者タイプが向いているし,逆に解決するために耐久度を減らさなければならない冒険カードなら,肉体派の探索者が向いているだろう。  大局を考えるならば,解決時の報酬を増やせるタイプの探索者が簡単な冒険カードを担当して,アイテムの総量を増やし,後の大物へ挑戦する準備をするのも悪くない。振ったダイスの出目を保存するアイテムやルールもあるので,これを活用すれば,タスク解決に必要な出目を,協力して揃えることができるだろう。  こうして探索者全員で力を合わせ,DQ10 RMT,エンシェントワンごとに決められた数の旧き印を集められれば,プレイヤーの勝利となる
関連トピック記事:

0 件のコメント:

コメントを投稿