2013年4月10日水曜日

[E3 2010]ヘックス採用&スタック廃止で「Civilization V」はどうなるのか。デモプレイでいろいろチェ

 ヘックスの採用にスタック禁止など,シリーズ従来作から大きく異なるシステムを採用してきた(以下,Civ V )がお目見え。E3 2010におけるデモでは,「文化や外交を駆使してどのように勝利するか」「戦闘がどのように行われるか」といった部分が重点的に紹介されたので,その内容をお伝えしたい。 完成度は80%!? テクノロジーツリーの刷新と様変わりした「文化」周りをチェック  今回,Civ Vのデモを行ってくれた2K GamesのSean Murray氏は,ハイアワサが率いるイロコイ族の文明を立ち上げた。ここではグラフィックスやUIをチェックすることになったのだが,ゲーム画面全体からは,波の揺れなども確認できるようになっているなど,グラフィックス表現の向上を確認できる。本作では,ジャングルの多い「アフリカセット」や,乾燥して高山も多い「アメリカセット」といったように,タイルセットが実世界の特色ベースで束ねられており,ランダムに生成されるマップにおいても,リアリティのあるものが作り出せるとのことだ。  アプリケーションの起動時に表示されるバージョンは0.8.0.24だったので,完成度は80%強といったところか。インタフェースは,と比べて明らかに洗練されており,新作らしさが漂う。  テクノロジーツリーも少しだけ公開されたが,Civ Vのツリーは,属性によってまとめられていた従来方式ではなく,rmt,いくつかの系統が時おり相互に相関し合いながら,基本的には一つの帯でつながっている。従来作品比でどのテクノロジーが削られているかなどの判断まではできなかったものの,文明の暁から近未来まで相当な分量をスクロールしていたのをぱっと見た限り,「Dynamite」(ダイナマイト)や「Metallurgy」(冶金学)といった,これまでになかったものが確認できたので,全体的にはテクノロジーの数は増えているかもしれない。  さて,このあとMurray氏は,文化がより高度に発達した18世紀後半のローマ文明を使ってゲームを紹介し始める。  Civ Vの内政部分で興味深いのは,「City Planning」という新しい要素の追加だ。都市一つ一つは,ro rmt,従来作よりもカスタマイズしやすくなっており,例えば「農業開発に適した草地が周辺に広がる都市は食糧生産に重点を置く」といったように,食料やユニット生産,金鉱,科学,文化など,都市単位でさまざまな分野にフォーカスした街作りができる
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