2013年2月2日土曜日

極私的コンシューマゲームセレクション:第19回「デッドライジング」_5

。日本刀などは強いが,ドラゴンクエスト10 RMT,膨大な数のゾンビに囲まれてしまうと,あっという間に壊れてしまう。分解後のマネキンが,実は入手しやすくて強力な武器であることを,いつもデパートをウロチョロしているご婦人達はご存じなのだろうか。  また,中庭にはブレインデッドファン大喜びの芝刈り機があり,これでゾンビを大勢グチョグチョにできたりする。同様にショッピングカートの突進で,ゾンビの大群の中を突破するといった荒業も可能で,これまたゾンビ映画ファン大満足。ほかにも駐車場では車でゾンビを轢いて回ったりなどといった,エリア限定のゾンビ虐殺ギミックは見逃せない。  また,たまに“ボス”と戦うシーンも出てくる。チェーンソーで武装したピエロとか,太った女性警察官とか,狙撃悚俏渥挨筏坑H子とか,カルト教団の教祖とか,戦車とかだ。主に心に問題を抱えており,ゾンビまみれという追い詰められた状況下で,ボスにならざるを得なかった可愛そうな人々である。なんせ舞台がただのショッピングモールなので,タイラントのようなクリーチャーは出てこないが,皆それなりに手ごわい。 何度も何度もクリアしよう  デッドライジングには,PP(Prestige Point)というポイントがある。デッドライジングというゲーム内において推奨されている行為に対し,加算されていくポイントである。すなわち主に, ?ゾンビを倒す ?生存者を救出する ?スクープ写真を撮る といった行為だ。PPを溜めると,主人公フランクはレベルが上がり,攻撃力や移動力が上昇したり,スキルを覚えていったりと,要するにどんどん強くなっていく。  いくら無限にゾンビが湧くとはいえ,72時間の間に溜められるPPには,cabal rmt,やはり限度がある。ただし本作は,フランクのレベルを引き継いだまま,ゲームを始めからやり直すことが可能である。つまり何度も何度も遊ぶことで,どんどんフランクは強くなっていくのだ。  プレイヤー自身の知識や腕前も高まっていくから,繰り返しプレイすることで,より深いプレイが可能になるはずである。事件の真相も,強まったフランクとプレイヤーなら,きっと解き明かせるに違いない。50人近い生存者を全員救出するプレイも面白いことだろう。ほかにも,すんごい遊び方がいろいろできるはずだ。  またクリア後には,いろいろな隠し要素や隠しモードがアンロックされる。うーん,実に長いこと楽しめるゲームである。  最後になるが,ゾンビというものは“感染症”と結びつくことにより,オカルト的要素を一切必要としないホラーとして,独自の文化を作り出した
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