2013年2月27日水曜日

[COMPUTEX]LGA2011&LGA1366ツインソケットの「Danshui Bay」はSandy Bridge-EP対応。ASUS「R.O.G.」イ

 COMUPUTEX TAIPEI 2011の初日となる台湾時間2011年5月31日,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)は,メイン会場の1つであるTWTCに近いCathay Financial Holdingsビルで報道関係者向け説明会を開催し,ブランドに関するアップデートを行った。  説明会の目玉は,なんと言っても「Danshui Bay」プロジェクトだ。Danshui BayがLGA2011とLGA1366の両方に対応するというのはでもお伝えしたとおりだが,Diablo iii Gold,会場にいたR.O.G.マザーボードの開発者は,「最新ハードウェアの動向に敏感なコアゲーマーが,これまで培ってきたLGA1366プラットフォームの資産を活かせるようにできないかについて着目したのが開発のスタートだった」と振り返っている。 LGA2011とLGA1366,2つのCPUパッケージに対応したソケットを搭載するDanshui Bay チップセットはLGA2011パッケージのCPUと接続されるPatsburgのみ  DanShui Bayは,LGA2011のサーバー向けCPU「Sandy Bridge-EP」(サンディブリッジEP,開発コードネーム)に対応したマザーボードで,チップセットには「Patsburg」(パッツバーグ,同)を採用。LGA1366パッケージを採用したCPUとの接続には,Cheap Diablo 3 Gold,サーバー用CPUのみが対応するCPU?CPU間のQPI(Quick Path Interconnect)が用いられている。  写真を見ても分かるように,Danshui Bayにチップセット用と思われるスペースは1つしかないが,これは,LGA2011のデュアルCPUマザーボードをベースに,セカンダリCPU部分をLGA1366対応へと変更した構造であるためだ。 会場が“激混み”で手しか撮影できていないが,R.O.G.シリーズのプロダクトマネージャーがLGA1366版CPUを有効にする難しさを説明してくれた  ただ,Danshui BayにおけるCPU?CPU間の接続は一朝一夕に実現できるようなものではないようで,R.O.G.のプロダクトマネージャーは,Sandy Bridge-EPとLGA1366パッケージのCPUではベースクロックが100MHzか133MHzかで異なり,QPIのバージョンも微妙に異なるため「現時点だと,安定的に動作するのは,Sandy Bridge-EPを単独で動作させたときだけ」(同マネージャー)
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