。5pb.が手がける「科学アドベンチャーシリーズ」の第3作目である「ROBOTICS;NOTES」ですが,まず制作にあたり,初めにどのようなイメージがあったのか。また開発が始まったタイミングはいつ頃だったのか,というところからうかがわせてください。 志倉千代丸氏(以下,志倉氏): 企画が始まったのは,「STEINS;GATE」が発売になる半年前ぐらい(2009年4月頃)ですね。 僕は,科学アドベンチャーシリーズを天気と関連付けてイメージしているんですが,「CHAOS;HEAD」が“雨”で,「STEINS;GATE」は“曇り”という感じなんですよ。そうなると,次は“晴れ”をやりたいな,というのが初めにありました。 : ああ,確かに「ROBOTICS,アイオン RMT;NOTES」は青空のイメージが強い作品ですね。 志倉氏: ええ。その青空のイメージから青春をモチーフに選んだうえで,じゃあ「科学」要素をどうするかと考えた時に,カバル RMT,これはもうロボットしかないと思ったんです。初めはUFOを科学するというような話が面白いかなとも考えたんですが,自分自身がホビーロボット好きだったこともあって,結局はそちらの方向に舵を切りました。 : 本作は種子島が舞台ですが,そこも意表を突かれたと感じました。「CHAOS;HEAD NOAH」が渋谷,「STEINS;GATE」が秋葉原と,どちらも柧─杼à扦筏郡椤?br> 志倉氏: 場所については,毎回きちんと理由があって選んでるんですよ。例えば「CHAOS;HEAD NOAH」で渋谷を舞台にしたのには,ギャップを生み出すという狙いがありました。そもそも「CHAOS;HEAD NOAH」は,キャラクターがいわゆる「萌え」を重視したビジュアルですよね。なのにストーリーはサイコホラーっぽい。そこにギャップが生じている。さらに主人公がものすごいオタクなのに,ファッションや流行の発信地である渋谷に住んでいる。そういうのもギャップになっているわけです。 : 確かに「CHAOS;HEAD NOAH」は,「こいつ,どう考えても渋谷キャラじゃないのに!」って,プレイヤーはみんな思っていたことでしょう。 志倉氏: 「STEINS;GATE」の場合は,主人公達が発明をするにあたって,色々な部品を買い集めるわけですよ。その都合を考えると,ラボを構える場所としては秋葉原がピッタリです。じゃあ「ROBOTICS;NOTES」はどうかというと,とにかく高校生が本格的なロボットを作れる舞台を用意する必要がありました
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